インクジェットシート選び方のポイントとは?
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看板づくりにおいて、インクジェットで印刷する塩ビシート(PVCフィルム)は欠かせない存在となっております。
一言に『塩ビシート』といっても、目的や使用環境によって最適な種類は異なるため、それぞれのインクジェット用塩ビシートの種類をあらかじめ理解しておくことは看板製作では重要なポイントとなります。
たとえば、一時的なイベントで使うのか、それとも長期間にわたって屋外に設置するのか?
などの看板の用途が変われば、選ぶべきシートも変わります。
今回はそんな塩ビシートの主要なタイプや特徴を比較して、シチュエーションごとに適している塩ビシートをまとめていきたいと思います!
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そもそもインクジェット用塩ビシートとは?
基本機能と特長
塩ビシートとは、ポリ塩化ビニル(PVC)を素材としたフィルムの総称です。
インクジェットプリンターでフルカラー印刷できるように基材が加工されており、表面にインクがのりやすいコーティングが施されているものが一般的です。
看板製作に使われる理由は、その『耐久性』と『豊かな表現力』にあります。
雨や紫外線など過酷な屋外環境に対応できるうえ、微妙な色のグラデーションも再現しやすく、企業ロゴの細かな配色や商品写真の鮮明さなど、印刷面での品質が求められるシーンにぴったりです。
ただ、塩ビシートの魅力はそれだけではありません。
水平方向や垂直面など、比較的さまざまな面に柔軟に貼り付けられるため、看板以外にも車のボディやショーウィンドウ、ポスターとしての活用など、想像以上に多岐にわたります。
…とはいえ、使用する環境や目的によって適したタイプを選ばないと、色褪せや剥がれといったトラブルが起きてしまい、せっかく作った看板の印象を損ねるリスクもございます。だからこそ、まずはそれぞれの種類を理解し、自分が何を優先したいかを見極めることが大切なのです。
モノマー系とポリマー系、さらにキャスト系──3つのタイプがもたらす違い
モノマー系塩ビシート──短期使用向けのコスパ重視
看板製作においてよく目にするのが『モノマー系(モノマーフィルム)』と呼ばれるタイプです。
このモノマー系塩ビシートは、比較的価格が安く入手しやすいため、短期イベント用の広告やキャンペーン期間限定の看板など、コストを抑えながらも鮮やかな印刷が必要な場合に重宝します。
柔軟性や粘着力は十分ある一方で、屋外での長期使用にはやや不向きとされます。使用環境にもよりますが、半年から1年程度を目安に、色褪せやシートの劣化が目立つことがあるため、一時的な利用向けと考えるとよいでしょう。
ポリマー系塩ビシート:中長期使用の安定したパフォーマンス
次に、屋外での使用にも耐えられる中長期向けとして人気があるのが『ポリマー系(ポリマーフィルム)』です。
モノマー系よりも素材の密度が高く、加熱などによる伸縮が少ないため、より長い期間、綺麗な状態を保ちやすいのが大きな利点といえます。屋外に掲示し続ける看板であっても、2〜3年、場合によってはそれ以上の期間にわたって鮮明さを維持できる場合があります。
もちろん、モノマー系よりもコストはやや高めになりますが、耐候性や耐久性をしっかり確保したい方には頼もしい選択肢です。
特に企業の顔となる看板や、改装したお店のブランドイメージを長く訴求したい場合、中途半端に作り直すよりも、最初からポリマー系を選んでおいた方が結果的にトータルコストを下げられる可能性もあります。
キャスト系塩ビシート:高級感と長期安定を求めるなら
さらにワンランク上の品質を求める現場では、キャスト系(キャストフィルム)を選ぶ人もいます。
キャストとは、液状のPVCを型に流し込んで製造する製法で、素材自体が均質かつ薄いため、優れた柔軟性と形状追従性を持ち合わせています。車のラッピングや曲面・凹凸のある面への貼り付け、長期にわたる屋外利用などで、色あせしにくくきれいな見た目を維持しやすいのが魅力です。
価格は高めですが、その分、高級感や印象度の高い仕上がりが得られます。
曲線が多いデザインの看板や店舗装飾を行いたい方、あるいはブランドアイデンティティを重視する企業には、キャスト系の選択が『他にはない美しく長持ちする表現』を実現してくれるでしょう。
ラミネート加工の必要性:保護と再現性を両立
インクジェット用塩ビシートは、印刷後に『ラミネート加工』を施すかどうかも重要な検討ポイントといえます。ラミネートは、プリント面を透明な保護シートで覆うことによって、紫外線や傷、汚れから実際の印刷を保護する役割を果たします。
風雨にさらされる屋外看板であれば、ラミネートをかけることで色あせを遅らせ、日常の汚れを落としやすくする効果が期待できるでしょう。
弊社ではプレート看板を製作する際には基本的にマット仕様のUVカット機能をもったラミネートフィルムでインクジェットシートを保護する形で看板製作を行なっております。
ただし、ラミネートによりコストが上乗せされ、若干の光沢感(またはマット感)が加わるため、実際の仕上がりの雰囲気にも影響があります。イベントなど短期的にしか使わない看板なら、費用を抑える目的でラミネートなしを選択することも考えられます。
どのくらいの期間使うのか、光の反射を抑えたいかどうかなど、看板の役割と貼り出す場所に合わせた決断がポイントです。
こんなシーンにおすすめ!
上手に選んで失敗しない看板作り
一時的なセールやキャンペーンの告知看板を作るなら、比較的安価で貼り替えがしやすいモノマー系塩ビシートが向いています。
短いスパンでトレンドや季節イベントが更新されるお店なら、コストを抑えて頻繁にデザインを変えられるメリットは大きいはずです。
一方、長期掲示が予想される大型看板や、常設する店舗のファサード看板であれば、ポリマー系やキャスト系を選ぶことで、耐久性と美しさを両立できます。特に外装の印象がブランドイメージに直結するような業態では、カラーバリエーションや細かい表現力を十分に生かせるかどうかが重要です。膨大な人の目に触れる機会があればこそ、品質で妥協しないという選択が、大きなリターンにつながるでしょう。
まとめ──素材選びから始まる理想の看板製作
上手に選んで失敗しない看板作り
看板は、お店や企業の第一印象を左右する大切なツールです。
そのため、インクジェット用塩ビシートを選ぶときには、
『どのくらいの期間使用するのか?』
『どんな環境下で掲示するのか?』
『どれくらいのコストを許容できるのか?』
をしっかり把握しておく必要があります。
モノマー系、ポリマー系、キャスト系のそれぞれの特性を理解し、屋内外や貼り付け面の状態、求める耐久年数との兼ね合いを考えることで、失敗のリスクを最小限に抑えられるはずです。
デザイン品質や色再現性も非常に重要なファクターですが、シートの素材選びを誤ってしまうと、印刷がいくら美しくてもすぐに痛む結果になりかねません。
逆に、印刷と塩ビシートの組み合わせが最適化されれば、“鮮やかで見栄えがよく、長持ちする看板”を実現できます。
弊社ではインクジェットシートやラミネートフィルムなどの看板製作材料の販売から、看板の製作・施工まで幅広くご対応をしております^^
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